【Jr.ウインターカップ】菊陵中が熱戦を制す、三股RED WINGSは勝負どころでシュートが決まらず[中学バスケ]
菊陵中が勝負どころで得点を伸ばす
1月6日、「Jr.ウインターカップ2024-25 2024年度第5回全国U15バスケットボール選手権大会」女子3回戦で三股町立三股中を主体とする三股 RED WINGS(宮崎)と菊陵中(福岡)が対戦。試合開始から競り合いが続く中、三股RWが1点リードして4Qに入ったが、終盤に流れを掴んだ菊陵中が60-47で勝利。本日行われる準々決勝(15:30開始予定)では、KINJYO NEXUS(石川)を下したサザンギャルズ1031(栃木)と対戦する。 【写真】三股 RED WINGS対菊陵中の写真ギャラリー(15点)をチェック 試合開始から互いにアップテンポなオフェンスを展開。三股RWはチーム最長身のNo.4小田陽夏子にボールを集めてリズムを作ろうとし、菊陵中はドライブから得点を狙い、No.11中村結愛、No.6土肥あかりが得点した。 複数人数で参加してリバウンドを奪う菊陵中は中盤にNo.18岡村夢珠とNo.11中村で3Pシュート3連発。三股RWはNo.4小田、No.7徳重心晴のシュートで点差を詰めたが、菊陵中の16-10で1Qを終えた。 2Q、三股RWはNo.10山元楓愛がトップから3Pシュートを沈めて6点差に。さらにNo.8荻希音も得点したが、菊陵中はNo.18岡村がこの直後にシュートを決め、残り4分で25-15とした。その後、三股RWはフリースローでコツコツ得点すると、No.7徳重が3Pシュートを成功させ、残り2分半で3点差まで詰めた。終盤、2ポゼッション差の中で攻防が見られたが、菊陵中の29-26でハーフタイムを迎えた。菊陵中はNo.18岡村が15得点とけん引。また3Pシュートは4/10と高確率で成功させた。一方、三股RWはフリースローが6/8と確実に得点している。 3Qに入っても3~5点差の攻防が続いた。菊陵中はNo.17吉田光咲、No.11中村が得点源となったが、三股RWはNo.4小田がスコアリング能力を披露すると、No.7徳重が得意の3Pシュートを沈める。菊陵中の2点リードで迎えた終了間際、三股RWはNo.9廣前ここがハーフコート近くから3Pシュート。これが見事ブザービーターとなって40-39。逆転して3Qを終えた。 勝負の4Q、互いにフィジカルなディフェンスを展開。一進一退の攻防を繰り広げた。 No.6土肥のフリースローで42-42と同点に追いついた菊陵中は残り5分を切り、トランジションからNo.17吉田がレイアップで得点。2点リードしたが、三股RWは残り4分を切ったところでエースのNo.4小田が3Pプレーを成功。45-44とした。 ここでタイムアウトを取った菊陵中は、No.7小宮愛結の3Pシュートで逆転。さらに、No.17吉田がトップからドライブし、スピンムーブを入れてレイアップを沈め、残り2分強で49-45とした。追いつきたい三股RWだが、シュートが決まらず。菊陵中はトランジションから得点を重ね、60-47で勝利した。 菊陵中はNo.18岡村が3Pシュート3本を決めて21得点、9リバウンドと活躍。さらに巧みなハンドリングが光ったNo.11中村が13得点を奪った。一方、三股RWはNo.4小田が両チームトップの23得点を奪ったが、4Qの勝負どころで得点が伸びなかった。