関電が金品受領で再び会見 事後レク(全文3)影響力はもうないと思った
調査自体は十分尽くせたか
産経新聞:すいません、産経新聞の【オカモト 04:53:56】といいます。じゃあ先生のとこに絞ってお聞きしたいんですが、今回、この人数とか調査の期間、非常に絞って調査されてるかと思うんですが、これで調査自体は十分尽くせたというふうに見てらっしゃるのかどうか、適切な調査ができたというふうに考えているのか、そこをお伺いしたいんですが。 小林:その評価は、もうお任せするしかないです。私のほうからはなんとも申し上げられません。 産経新聞:もう少し、こういう部分を調査したかったとか、こういう資料があったら良かったなとか、そういうことも特に思わなかったですか。 小林:与えられた範囲内で調査するしかない事案だったという理解でおります。 産経新聞:この範囲ですね。調査の期間の範囲、ここをもう少し後ろに延ばすとか、長くするとか、そういったところでこの7年を設定した理由とかはいかがですか。 小林:いや、もちろん、物理的にはいろんな形ができるんでしょうけども、国税の端緒という意味で、一般的には国税調査のいろんな処分の対象になるのは7年ということもあって、7年に絞られたんだと思いますし、それ以上に延ばせというような、こちらから指示するべき、もちろん出た結果によってはそういうこともあり得たのかもしれませんけども、取りあえず、ここまでの資料で判断することは許されるのかなとは思いました。 産経新聞:7年というのは、事務局側からの提案された期間が7年っていう? 小林:一応、7年程度で、それでさかのぼられる人までやってみたいという、確かそういうご意見だったと思いますが。 産経新聞:はい、分かりました。 司会:ありがとうございます。じゃあ、右から順番でいいですか。
高浜にだけ伝えていた情報はあるのか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下と申します。小林先生にお伺いします。15ページのところで、一番上のところですけども、「他の立地地域の情報提供先に比べて、工事内容に関する、より詳細な情報が提供されている」という記述があるんですけれども、ほかの立地地域には言ってなくて、こちらにだけ言ってた情報っていうのは何があるんでしょうか。 小林:申し訳ありません。そこまで私、把握できてません。 司会:すいません、細かい報告書の事実関係というよりも、所感を述べられた大枠でご質問いただけると助かります。細かい話については、あとで事務局が引き取りますんで。 大阪日日新聞:分かりました。あと1点。ちょっと報告書についてになるんですけれども、8ページのところで、情報提供時に関しては吉田開発は席を外しており、情報提供後に懇談入ると。金品を用意してるケースもあったけれども、見返りじゃないっていうふうに記述があるんですけども、通常考えたら、懇談会後に吉田開発のほうに、その後、情報が流れてても不思議はないというか、自然かな、と思うんですけども、これはこういう対応に対して調査された側としては納得されたということでいいんでしょうか。 小林:それは、この場面ではそうだし、その後の情報の提供の仕方については、もちろん分かりませんけども、おっしゃるとおり、吉田開発のほうにその情報が流れた可能性はあるんだと思ってますが。 大阪日日新聞:可能性はあるけれども、そこについては仕方ないというか、納得されてるということでいいんですか、この調査報告書。 小林:納得というか、その情報自体の価値としてはさほど大きなものではないし、たぶんこういうお金の対価という評価は無理だろうというふうには私自身は思ってます。 岡田:評価としましては、15ページの下のほうに、情報提供につきましていろいろな、こういった恐れがあるというような評価であります。 司会:すいません、よろしいでしょうか。 大阪日日新聞:あと1点。12ページのところで、特命発注分については3件の工事についてサンプル調査を行ったということですけども、この特命発注分10件中3件を行ったっていうことでいいんでしょうか。 岡田:はい、そのとおりで、全部の中のサンプル調査を行ったということでございます。 司会:ありがとうございます。