【福岡ボート・一般】三角哲男 完全V達成の水面で気合充実
<6日・福岡ボート・4日目> 早々と高みの見物を決めた。三角哲男(57)=東京=は予選最終走となった4日目3Rで2コースから的確に差してきっちり2着を奪取。準優1号艇獲得とまではいかなかったが、初戦に5着とつまずきながらも最終的には得点率8.17と上々の首尾で準優に乗り込んだ。 機力も上昇一途。威張れる部分はないとしつつも、「乗りやすくてレースはしっかりできる。直線も普通か普通より少し上」と戦える足は十分。天性のS力から来るダッシュ乗りを加味すれば、上位級のパワーの選手とも互角に渡り合える。 当地は昨年の三都市対抗以来、約1年ぶりの参戦だが、完全Vを達成したこともあるドル箱水面。1年ぶりのブランクも一走ごとに解消させている。「もう完全Vもいつの話という感じだけど、昔から好きな水面だからね。今節は久しぶりだったけど、もう水面は大丈夫ですよ」 現在勝率(5月~)は6.50で当地入り。今節の成績次第で期末に向けA1勝負駆けになるかどうかが決まるとあって、さらなる活躍に腕を撫している。「まだまだ安心はできないですからね。ここまで来たら優勝を目指して頑張ります」。今節の東京のエースとして、まずはきっちりベスト6入りを決めてみせる。(森 大輔)