クリスマスの東京ディズニーシー、夜のパークでおばさん、有頂天に!夜空をレーザーや花火が彩るショーに、思わず涙…
世間から「大丈夫?」と思われがちな生涯独身、フリーランス、40代の小林久乃さんが綴る“雑”で“脱力”系のゆるーいエッセイ。「人生、少しでもサボりたい」と常々考える小林さんの体験談の数々は、読んでいるうちに心も気持ちも軽くなるかもしれません。第41回は「クリスマスの東京ディズニーシー:夜のパークでおばさん、有頂天に4」です。 【写真】新エリアにも登場するあの2人! * * * * * * * ◆夜の水上ショーに涙が… 朝9時から東京ディズニーランドで始まった1日も、そろそろクライマックスへ。編集長と私の思いはひとつ。 「ああ、現実へ帰りたくない……」 東京ディズニーシーで一日を締めくくるのなら、水上ショー『ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~』を観なくちゃいけません。『東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ』に映し出されるプロジェクションマッピングに始まり、キャラクターたちが各々の船に乗って登場してきます。音楽と共に夜空をレーザーやパイロ(花火)が彩る、壮大なショーですね。日本全国、ここでしか観られない雄大なスケールだと思います(小林調べ)。観ているうちに自然と泣けてくるのは歳のせいでしょうか。 『メディテレーニアンハーバー』がかなり大きいので、入園時にアプリで『ディズニー・プレミアアクセス』(有料)予約しておくのもいいかもしれません。自分のための贅沢、たまにはいいですよね。
◆夜の散歩はいいぞ 夜の散策も余すところなく、楽しませてくれるのが東京ディズニーリゾートです。特に“空気が澄む”を言われているシーズンは、景観がいつもよりきれいに見えるんですよね。調べたところ、冬は気温も低く、対流活動も弱いので、空気中の水蒸気やちりやホコリが少なくなる……という理由があるんだそうです。 そのせいでしょうか。夜の『スカイ・フル・オブ・カラーズ』の輝きが、夏の花火よりもグッと胸にきます。この花火は何度も観ているのですが、とにかく豪華。近所の花火大会もびっくりのハイペースで、惜しげもなく花火がディズニーソングと共に夜空へ打ち上がります。日常のストレスが浄化されますね。