「川が嫌で踏切に行きたいんだって」 自殺強要殺人事件 日常的にいじめか 東京・板橋区
東京・板橋区の踏切で起きた自殺強要殺人事件で、逮捕された男らが男性を橋から川に飛び込ませようとして断られたため、踏切に連れていったことがわかりました。 佐々木学容疑者(39)と野﨑俊太容疑者(39)ら4人は去年12月、東武東上線の踏切で会社の同僚だった髙野修さん(当時56歳)を自殺に見せかけて電車と衝突させ、殺害したなどの疑いがもたれています。 その後の捜査関係者への取材で、事件前に野﨑容疑者らが髙野さんを橋から川に飛び込ませようとして断られていたことがわかりました。野﨑容疑者のスマートフォンには、「川が嫌みたいだから踏切に行きたいんだって」と自らつぶやく動画が残っていました。 髙野さんには給料が支払われず、弁当など現物支給だけの時期もあり、日常的にいじめを受けていたとみられます。
テレビ朝日報道局