張本智和、イラン代表の独特なプレースタイルにも対応しベスト16進出<パリ五輪卓球競技>
<パリ五輪卓球競技 日程:2024年7月27日~8月10日 場所:サウスパリアリーナ4> 31日、パリ五輪卓球競技は大会5日目を迎え、男子シングルス2回戦に張本智和(智和企画)が登場した。
張本もベスト16進出
男子シングルス2回戦で、張本はノシャド・アラミヤン(イラン)と対戦。アラミヤンは、フォアがイップスになってしまいバック主体の独自のプレースタイルで戦う選手だ。両者の過去の対戦は今年の6月に開催されたWTTコンテンダーザグレブ以来となった。 第1ゲームは張本が相手のフォアを狙うがバックで回り込まれて、対応できずに落としてしまう。しかし第2ゲームからは安定したプレーで得点を重ね11-6で奪取し、ゲームカウントを1-1とした。 第3ゲームでは張本が序盤から相手を押し込むほどの積極的なプレーで勢いそのままに11-4で勝利。第4ゲームも序盤から仕掛けていきリードを広げるもアラミヤンも対応し、差を縮められて8-6でタイムアウトを取る。タイムアウト明けの1点目をとられるが、その後3点連続でなんとか11-7で奪取し、勝利に王手をかける。 しかし、第5ゲームではアラミヤンがブロックを返し続けミスを誘い、序盤から大量のリードをとり5-11で奪われる。第6ゲームは競った展開になるが要所をとった張本が11-7で勝利し、試合終了。ゲームカウント4-2で勝利し、3回戦進出を決めた。
パリ五輪男子シングルス2回戦
〇張本智和(智和企画)4-2 ノシャド・アラミヤン(イラン) 8-11/11-6/11-4/11-7/5-11/11-7
ラリーズ編集部