ハスの葉に 雨が残した宝石
長野県須坂市日野地区のビオトープ「日野いずみの里」で19日午前、前日の雨が残した無数の水玉がハスの葉の上に転がっていた。青空の下、直径1~5センチほどの水玉は陽光で宝石のように輝いていたが、気温が上昇した午後にはほとんどが消え去った。 【写真】天然の輝き いずみの里は、子どもたちが自然に触れる場所をつくろうと、地元有志でつくる「日野いずみの会」が、近くの市日野小学校の100周年記念事業として2009年に完成させ、管理している。地元住民の所有地を借りた約20アールの敷地には、ハス池があり、ザリガニやメダカが生息。サツマイモやリンゴの畑もある。 佐々木啓佐義会長(90)は「間もなく訪れる梅雨が終わるころには、きれいなハスの花が一面に咲きますよ」と話していた。