ホンダ・シビック・タイプR-GTの初優勝にHRC渡辺康治社長が喜びのコメント/スーパーGT第4戦富士決勝
スーパーGT第4戦富士スピードウェイのGT500クラスで、今季からシビック・タイプR-GTを導入したホンダ/HRCが初優勝を果たした。レース後、サーキットを訪れていたHRC(ホンダ・レーシング)の渡辺康治社長が喜びのコメントを発表した。 ポールポジションを獲得していた8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTが終始首位をキープする展開で、同じホンダ陣営の100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GTが追いつく場面も見られたが、逃げ切り、シビックの初優勝をホンダのワン・ツーフィニッシュで飾った。 「われわれが心血を注いで開発したCIVIC TYPE R-GTがようやく勝利を遂げることができました。開発の初期段階から苦労を共にし、ご協力くださった各チームやドライバーの皆さまに、そして今回初優勝、初1-2フィニッシュをもたらしてくださったARTAの皆さまとドライバーの野尻智紀選手、松下信治選手と、STANLEY TEAM KUNIMITSU の皆さまと山本尚貴選手と牧野任祐選手に深く感謝申し上げます」 「さらにいろいろな困難を乗り越えて勝てるマシンを開発した我々HRC Sakuraのメンバーの努力をねぎらいたいと思います。そして、CIVIC TYPE R-GTを現地やTVで応援していただいたファンの皆さまに心より御礼申し上げます。引き続き、シリーズチャンピオンを目指してシーズン後半戦を戦いますので、応援よろしくお願いします」 優勝を果たした8号車ARTA、そして100号車STANLEYはドライバーズランキングでも上位に上がり、100号車STANLEYはトップに4ポイント差のランキング2位で次戦、第5戦鈴鹿を迎えることになる。 [オートスポーツweb 2024年08月05日]