高卒ドラフト1位の初登板は苦い結果に…「2軍では経験できないこと」デビュー戦のソフトバンク前田悠伍は3回6失点
◆ソフトバンク―オリックス(1日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクのドラフト1位ルーキーで、プロ初登板、初先発の前田悠伍が3回6失点で降板した。 ■危ない!柳町が絞められる!?【写真】 前田悠は「緊張はしませんでした。2軍では打ち取れていたコースでも、1軍のバッターには打たれてしまったし、追い込んだ後もうまく対応されてしまった。スピードはもちろんですが、打ち取れるコースに投げるコントロールをつけていかないといけないと感じました。打たれてしまいましたが、2軍では経験できないことを経験できたと思います。次は良い投球ができるようにレベルアップしていきたいです」とコメントした。 初回は、1、2番を右飛に打ち取った後、大阪桐蔭高の先輩である3番森友哉を145キロの直球で二ゴロに仕留め、6球で初回を無失点に抑える上々の立ち上がりを見せた。 ただ2回、先頭のセデーニョに右前打を許すと、4連打などで一挙4失点。3回も先頭の森に左前打を打たれた後、セデーニョに低めの変化球を左翼スタンドに運ばれる2ランを許した。 56球を投じ、8安打2四死球。三振は奪えなかった。高卒のドラフト1位投手で、1年目から1軍のマウンドに上がったのは、2012年に8勝を挙げた武田翔太以来だったが、初白星とはならなかった。