アトレティコを救ったのはやはりエース! 劇的決勝弾を含む2ゴールのグリーズマンをシメオネ監督も称賛 「彼は常にアトレティコのために全力を尽くす」
セビージャに逆転勝利
ラ・リーガ第16節でセビージャと対戦し、4-3の勝利を収めたアトレティコ・マドリード。そんなこの試合で圧巻の活躍を見せたのがエースのアントワーヌ・グリーズマン(33)だ。 [動画]グリーズマンが劇的決勝弾 アトレティコがセビージャとの撃ち合いを制す ロドリゴ・デ・パウルのゴールで先制したアトレティコだったが、前半のうちにセビージャに逆転されると、後半の早い時間にも失点を許し、2点を追う厳しい展開に。そんな中、反撃の狼煙を挙げたのがグリーズマンだ。62分に絶妙な飛び出しからゴールを奪い1点差に詰め寄ると、79分にはサムエウ・リーノがゴールを決めてアトレティコが同点に。 このまま勝ち点1を分け合う結果になるかと思われた後半AT、ボックス内でボールを受けたグリーズマンがDFをトラップで交わし倒れながらのボレーシュートを叩き込み、劇的逆転ゴールを挙げ、チームに勝ち点3をもたらした。 試合後、指揮官のディエゴ・シメオネはスペイン『as』にて「選手には個性的な選手がいて、彼もその一人だ。後半、彼は成長し、中に入れると調子が良くなった。それが4点目のゴールにつながった。私たちは彼をとても愛しているし、彼は常にアトレティコのために全力を尽くす少年だ」とグリーズマンを称賛した。 今夏、フリアン・アルバレスやアレクサンデル・セルロート、コナー・ギャラガー、ロビン・ル・ノルマンなど大型補強を行い、戦力アップを図ったアトレティコ。新戦力も徐々に調子をあげてきているが、エースであるグリーズマンの存在は依然として絶大だ。 現在アトレティコは3位となっており、1試合多い首位バルセロナとの勝ち点差は3のみで、再びリーグ優勝も狙えるチャンスも十分にあるチームになりつつある。
構成/ザ・ワールド編集部