世帯年収2000万円以上の「富裕層」がよく身につける洋服のブランド「ナイキ」「モンクレール」を超えた1位の意外なブランドとは?
富裕層といえば、ルイ・ヴィトンやエルメスなどの高級ブランドを身につけ、高級車に乗っているイメージをもつ人も多いでしょう。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる? しかし、近年の若い富裕層にとっては、必ずしも高級品を所有することがステータスとは限らないようです。 そこで今回は、世帯年収2000万円以上の富裕層がよく身につけている洋服のブランドランキングと、イマドキの富裕層が何にお金をかけているのかについてご紹介します。
世帯年収2000万円以上の割合
厚生労働省の「2023(令和5)年国民生活基礎調査の概況」によると、世帯所得2000万円以上の割合は、全体のわずか1.3%です。 なお、平均所得金額は524万2000円、中央値は405万円となっています。さらに、平均所得金額以下の世帯の割合は62.2%にもなります。世帯年収2000万円は平均所得の3.8倍以上であることから、富裕層と考えてよい年収といえるでしょう。
イマドキの富裕層は何にお金をかけている?
世帯年収2000万円の家庭では、どのようなもの(こと)にお金をかけているのでしょうか? 富裕層がよく身につける洋服のブランドや、お金の使い方の傾向を確認してみましょう。 ■よく身につける洋服のブランド 世帯年収2000万以上の人が、普段身につける服装を確認してみましょう。 Black Card Ⅰ 株式会社が世帯年収2000万円以上のラグジュアリーカード会員に対し2024年2月に「ラグジュアリーカード会員ライフスタイルに関する調査」を行いました。アンケートによると、よく身につける洋服のブランドトップ5は、表1のようになります。 表1
※Black Card Ⅰ 株式会社「ラグジュアリーカード会員ライフスタイルに関する調査」を基に筆者作成 また、よく身につけるハイブランドは以下の表2の通りです。 表2
※Black Card Ⅰ 株式会社「ラグジュアリーカード会員ライフスタイルに関する調査」を基に筆者作成 ■お金の使い方の傾向 よく身につける洋服のブランドを見ると、富裕層は極端に服装にお金をかけているというわけではないことが分かりました。 では、どのようなことにお金をかけているのでしょうか? 表3は、「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」からお金の使い方についての質問に対する解答の上位3つを表にしたものです。 表3
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