小池百合子か蓮舫か…負けられない自民党が行った「極秘の世論調査」に記された驚愕の数字とは!
小池百合子氏のパフォーマンスが炸裂
それが反映したのか、政治資金問題の追い風にもかかわらず、6月8日と9日の自民党の2度目の世論調査では小池氏がわずかに支持を減らしたせいで支持率は40.3%、一方、蓮舫氏は前回より1.6%増やし34.6%。その差5.7%に縮まったものの、この時点ではまだ小池氏は都知事選の出馬を表明しておらず、それを考えると蓮舫陣営の期待ほど支持が伸びたとは言えない。 小池氏が出馬表明したのは都議会最終日の6月12日、都議会本会議でのこと。同14日の会見で小池氏は、「小池都政をリセットする」との蓮舫発言に対し、私立高校授業料無償化など都民の支持を得ている政策までリセットすると都民が「困るんじゃないですかね」と一蹴。蓮舫氏は「リセット」から「一部継続」への変更を余儀なくされ、パフォーマンス上手な小池氏に、やや押し込まれた。 この直後の6月15日と16日の3回目の調査では、小池氏の支持が43.6パーセントに増えたのに対し、蓮舫氏は32.1%に支持を少し減らし、差は11.5%に開いた。 ただまだ支持候補を決めていない人が2回目調査時点で9.0%、3回目調査でも8.2%いること、そもそも調査サンプル数が少ないことを考慮すると、この調査通りの投票結果になる保証はない。あくまで参考資料に過ぎない。 小池氏については、カイロ大学首席卒業に関する学歴詐称疑惑が繰り返し指摘され、小池氏の元側近の小島敏郎弁護士が18日、東京地検に経歴詐称で刑事告発。一方、蓮舫氏についても、8年前の民進党代表選出馬当時に騒動になった台湾・日本の「二重国籍問題」が再び取り沙汰されている。 「だが小池氏についてはカイロ大学が卒業したと言っている以上、疑惑の追及の決定打がない。また蓮舫氏の場合もすでに8年前の話。両方ともインパクトに欠け、都民の投票行動に大きな影響を与えないと見られている」(前出デスク) 果たして蓮舫氏の逆転なるか。 【もっと読む】岸田総理への恨みが大爆発…! 菅前総理が岸田を潰すために選んだ「次の総理候補の名前」
週刊現代(講談社)/長谷川 学(ジャーナリスト)