「人間界を出よう」USJ「ハリー・ポッター」エリアオープン/大阪
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が大ヒット映画「ハリー・ポッター」の物語の世界を再現した新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」が15日にオープンした。「人間界を出よう」をテーマに、本物へのこだわりを追求したセットやアトラクションなど、家族そろって魔法界を楽しめる内容となっている。また、快適にこのエリアを楽しめるように新予約システムを導入するなど、様々な形で楽しめそうだ。 USJ「ハリー・ポッター」エリア15日オープン。前夜祭で盛大な花火も
特徴的な家が建ち並ぶ「ホグズミード村」
USJによると、このエリアの広さは東京ドームのグラウンド3個分があり、2つのアトラクションに店舗が8店、レストラン2店を用意し、映画を再現するかのようなショーもある。また、エリア入り口から森の小道にはウィーズリー家の空飛ぶ車、生徒たちを乗せる「ホグワーツ特急」といったおなじみの乗り物も置かれている。 また、石造りのとんがり屋根が特徴的な家が建ち並ぶ「ホグズミード村」。それを抜けると「ホグワーツ城」がそびえている。城の傍らには黒い湖、城の中にはライド・アトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」があり、最新の映像技術でハリーや薗仲間たちとともに、ほうきに乗って飛んだ気分を存分に味わえる。家族でも楽しめる「フライト・オブ・ザ・ヒッポグリフ」は、魔法界の空飛ぶ生き物「ヒッポグリフ」をテーマにしたコースタータイプのアトラクションも用意されている。
映画のシーンそのままの形で買い物もできる
エリア内では店も充実しており、ハリーが魔法学校入学時に杖を買った「オリバンダーの店」は、杖の箱が天井まで高く積み上げられ「杖が魔法使いを選ぶ」というシーンを味わいながら楽しめる。ふくろう便とふくろう小屋、衣服やアクセサリーなどを売る世界初出店の「グラドラグス魔法ファッション店」など、普通におみやげを買うのではなく、映画のシーンそのままの形で買い物もできるというのは魅力のひとつだ。 そして、これらのエリアをひとりでも多く入場できるように「新予約システム」を導入。同システムは事前予約・当日予約の2種類があり、事前予約は確実にエリアを楽しむことができる。また、さらに確実にライドを楽しむには、「ユニバーサル・エクスプレス・パス」がオススメだという。
「人間界を出よう」がテーマ
「人間界を出よう」というテーマのもと展開される新エリア。14日夜に行われた前夜祭では、同映画でドラコ・マルフォイ役で出演する俳優、トム・フェリーやUSJファンクラブ会長のベッキー、USJ大使でテーマソングを歌うSMAPが出席するなど、大きな盛り上がりをみせた。これからどれだけの人たちが「魔法界」へ足を踏み入れ、ハリーたちとともに楽しくこの世界観を満喫するのか。詳しい入場方法などは、USJの公式サイトなどで確認できる。