“偽中国語”限定SNS「対多」復活 広告機能追加、開発者支援可能 「仮閲覧、運営者大感謝」
対多復活也──漢字しか投稿できないSNS「対多」(ツイタ)が12月18日、サービスを再開した。個人開発者・asaさん(@app_asa)が制作した匿名掲示板サービスで、10日にリリースしたものの、予想以上の人気を集めたため一時サービスを停止していた。再開後の環境には、新たに広告機能を備えている。 【画像を見る】偽中国語による書き込み【全3枚】 対多は、漢字だけで日本語を表記する「偽中国語」のみが使えるSNS。例えば、対多の公式X(@tsuita_official)は同日午前7時40分に、サービスの復旧状況について下記のような偽中国語で投稿していた。 「新環境構築、林檎・案泥井戸商店審査提出済。審査承認通常数日以内完了。審査完了後、公開予定。少々待機願」 このように漢字しかない文章で中国語のようにも見えるが、日本語が分かる人なら“なぜか意味を理解できてしまう”SNSとなってる。その後、同日午後2時38分には「【公開】新環境準備完了! 長期停止大変御免。先程、両商店入手可能。流入量、投稿量等予測不可故、鯖不安定可能性有」と復旧を報告した。 また、新たな機能として「支援」の項目を追加し、広告動画を視聴できるようになった。リリース当初、アクセス数が急増してサーバが一時ダウンする事態となったが、asaさんは予想外の人気で運用コストをまかなえないと説明していた。そんな事態を受け設置した支援機能には「此完全実施不必要作業。得物一切無。仮閲覧、運営者大感謝」と記載。サービス継続のための支援を募っている。 対多は、ユーザー登録は不要で、iOS・Androidのスマートフォンアプリからアクセスできる。
ITmedia NEWS