ECサイト初心者必見! 知らなきゃ損するGA4のeコマースデータ活用法
売上アップにつなげるeコマースレポート活用術
GA4のeコマース関連イベントを設定すると、eコマースに関する標準レポートやデータ探索レポートを確認できるようになります。eコマース イベントが送信されるとアナリティクスで認識され、ディメンション、指標、レポートが自動的に更新されます。 標準レポートでは【収益化】の項目にeコマース関連のレポートがあります。表示されるレポートは設定しているイベントにより異なりますが、下記のようなレポートが用意されています。 ・収益化の概要 ・eコマースの購入数 ・アプリ内購入 ・購入経路 ・決済経路 ・プロモーションレポート このなかで売り上げアップや改善に使えるレポートを2つご紹介します。 ■ 1. eコマースの購入数
ECサイトで販売している商品の詳細について確認できます。商品ページの改善のヒントにつながる情報が確認できます。
□ (1)閲覧されたアイテム数の推移:アイテム名別 商品のなかで閲覧回数の多い上位5商品の時系列推移グラフです。日別、週別、月別で閲覧数が確認ができます。 □ (2)閲覧されたアイテム数とカートに追加されたアイテム数:アイテム名別 青アイコンをマウスオーバーすると商品名、カートに追加されたアイテム数、閲覧されたアイテム数が確認できます。 □ (3)アイテム別データ アイテム別の閲覧数、カートに追加された数、購入数、収益などが確認できます。アイテムだけでなく、上記ディメンションとなるイベント一例で説明した「ディメンションイベント」の「アイテムブランド」や「アイテムのカテゴリ」など、計測しているものは確認可能です。 □ 活用ポイント 商品ごとの売上や人気度を簡単に確認できます。売れ筋商品を把握し、目立つ場所に配置したり、関連商品をいっしょに紹介するような施策が可能となります。また、「閲覧数は多いのに、カートに追加されない商品」の把握もできるので、改善に役立ちます。 不人気商品の分析も重要です。なぜ売れないのかを分析し、商品の改善やプロモーションの見直しにつなげましょう。 ■ 2. 購入経路