【菊花賞】GⅠ初挑戦の関東馬3頭が京都に到着 いずれも輸送は無事にクリア
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] いずれも8月の3勝クラスを勝利して以来の実戦となる、シュバルツクーゲル(牡・鹿戸)とヘデントール(牡・木村)は、ともに19日の12時4分に京都競馬場へ到着した。 「北海道にも行っている馬なので、輸送も問題ありませんよ」と語るのはシュバルツクーゲルの椎名厩務員。「スタミナがある馬ですし、前回(WASJ第2戦1着)で後ろからの競馬もできたように、競馬のセンスがいいです」とセールスポイントに期待を寄せた。 前年の勝ち馬ドゥレッツァと同じく、日本海S勝利から挑むのがヘデントール。「特にトラブルもなく、順調に来られました。血統的にも長距離をこなせますし、ポテンシャルもある。馬場も気になりませんし、リズム良く運んでくれれば」と阿部助手は愛馬の潜在能力に望みを託した。 関東馬の大トリで12時54分に到着したのはピースワンデュック(牡・大竹)。渋滞の影響で予定より遅れたというが、輸送もすでに中京、新潟と経験している。「馬運車の中でも落ち着いていましたし、心配していませんでした」と柄澤助手。初の重賞挑戦がGⅠの舞台となるものの、「(柴田善)ジョッキーにいろいろと教えてもらいながら、成長してきています。調教でも少しずつコントロールが利くようになってきていますしね」と充実ぶりを強調していた。
東スポ競馬編集部