Windows 11「24H2」にアップデートして使える便利な新機能10選
【1】スタートメニューでアイコンをドラッグして「タスクバー」にピン留め可能に
まず紹介するのは、アプリアイコンをタスクバーに「ピン留め」する方法です。24H2では、「スタートメニュー」にあるアイコンをドラッグしたままタスクバーまで持っていって離せば、簡単にピン留めできるようになりました。 ■タスクバーにアイコンをピン留めする手順
まず、「スタートメニュー」を開いたら、目的のアプリアイコンをドラックして、タスクバーまで移動させます。
タスクバーで手を離すとアイコンがピン留めされます。よく使うアプリアイコンをタスクバーに配置しておくと、作業効率がアップしますよね。
【2】タスクバーから簡単に「タスクの終了」ができる
24H2では、タスクマネージャーを使わなくても、タスクバーのアイコンを右クリックして「タスクを終了する」を押せば、簡単に終了できるようになりました。この機能を有効にしたい場合は、あらかじめ設定の「システム」→「開発者向け」で「タスクの終了」のスイッチをオンにしておきましょう。 ■「タスクの終了」を利用する手順
まず、設定の「システム」から「開発者向け」を選択(上写真)、次に「タスクの終了」のスイッチをオンにしましょう(下写真)。これで設定は完了です。
すると、タスクバーのアイコンを右クリックしたとき、メニューに「タスクを終了する」が表示されるようになるので、これを押せば、簡単に終了できます。
【3】クイック設定がスクロール可能に
これまで、クイック設定画面には6個のアイコンしか表示できませんでしたが、24H2では画面をスクロールできるようになり、すべてのアイコンを表示可能になりました。また、クイック設定画面では「省エネ機能」などの新しいアイコンも追加されていますよ。 ■クイック設定画面をスクロールする手順
タスクバー右下から表示できるクイック設定画面にスクロール機能が付きました。これですべてのアイコンを表示可能になっています。
【4】Wi-Fi 7への対応やWi-Fi接続機能が改善された
まだ、普及しはじめたばかりの新規格「Wi-Fi 7」ですが、24H2では正式にWi-Fi 7に対応しました。具体的には複数帯域の同時接続機能MLO接続に対応しています。 また、Wi-Fiの接続画面でアクセスポイントの表示を更新できる「ネットワーク一覧の更新」ボタンも追加されています。これは、Wi-Fi接続時に目的のSSIDがなかなか表示されないときに使えば便利ですね。 さらに、Wi-Fiの接続をQRコードで表示できる機能も追加されています。表示する方法は「ネットワークとインターネット」で接続済みのWi-Fiのプロパティを開き、「Wi-Fiネットワークパスワード」の「表示」をクリックしましょう。 ■Wi-Fi接続情報をQRコードで表示する手順 これで、Wi-Fi接続のSSIDやパスワード情報を含むQRコードが表示されます。これでほかのデバイスも簡単にWi-Fi接続できますね。