大谷翔平の“獲得失敗”から悪夢 また超大物逃し…地元メディアが球団に指令
大谷翔平を“逃した”ブルージェイズに失敗は許されないのか
大谷翔平投手の獲得“失敗”は響くのか。カナダの放送局「スポーツネット・カナダ」のシー・ダビディ記者は9日(日本時間10日)、トップFAのフアン・ソト外野手がメッツと15年7億6500万ドル(約1166億円)の契約を結んだことを受け「ソト、オオタニの獲得失敗でブルージェイズのフロントにプレッシャーがかかる」と報じている。 【写真】“大谷仲良し”美人レポーターが大胆ビキニ姿を公開「美しい」「ゴージャスだ」 同記者は、ここ何十年の中で球団のGMたちが、補強をする上で財政的に制限を受けてきたと指摘。「オオタニやソトのような選手の獲得に参戦すること自体、当時の体制では到底考えられないことだった」とした上で現在はその状況が変わったとしている。 「しかし今や、ブルージェイズにはその言い訳は通用しない。彼らは十分に信頼できるフリーエージェントを獲得するために競り合うための資金力があることは、明らかである。そして、この変化がもたらす意味は非常に大きい」
ビッグネームが手に入らない現状…ブルージェイズに求められる“策”
昨オフのブルージェイズは大谷獲得の候補に挙げられるも、最終的には夢は叶わず。これで2年連続で超大物を逃したことになった。同記者は、選手が決断をする上で“地理的”好みがある場合もあるとしつつも「有名でない球団は、優れたMLBチーム、強力なファームシステム、良い球団の評判など、他の重要な要素を整えておく必要がある」と主張。ブルージェイズはこれらの面で、ヤンキースやメッツ、ドジャースと比較しても遅れを取っていると言及した。 ビッグネームを逃し続ける現状に、ブルージェイズはどのような補強戦略を打ち出せばいいのだろうか。「オオタニと同様、ソトも挑戦する価値がある選手だったが、ブルージェイズは今、昨年よりもより効果的に戦略を転換して、主力選手と契約延長するか、またはリセットして、球団に活力を吹き込まなければならない」と同記者は“提言”している。さらには「長年トップ市場のフリーエージェントには競り合ってこなかった球団にとって、これらの新しい道をうまく利用できるかどうかはフロントの仕事だ」と指摘した。 そんななかブルージェイズは10日(同11日)、ガーディアンズとの2対2のトレードで、ゴールドグラブ賞3度の名手アンドレス・ヒメネスを獲得したことを発表した。しかし今オフは他に目立った動きなどは見られず、同局によると、今週これまでにジョン・シュナイダー監督が、2021年に48発を放ち本塁打のタイトルを獲得したブラディミール・ゲレーロJr.内野手を援護する好打者の獲得を望んでいると報じた。果たしてブルージェイズは残りのオフシーズンで、どんな展開を見せるのだろうか。
Full-Count編集部