全長4.3mでも“最大7人”乗れる!250万円からの ホンダ「小型ミニバン」何が凄い? 「今年の1台」にフリードが選ばれた理由とは
※ ※ ※ このような特徴があるフリードですが、前述の通り今年の1台を選ぶ「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、決められた期間内に発表・発売されたモデルが対象となり、まず10台を選出。そしてその中から「イヤーカー」が選ばれます。 今回、フリードが受賞した理由について、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は次のように説明しています。 「5ナンバーサイズで3列シート。日本市場で重用されるファミリーカーゆえ、これまでは突出したキャラクターを生み出しづらかったことも事実。 ホンダはそこに切り込んだ。居住性、使い勝手の良さに磨きをかけるとともに、動的質感の向上、ひいては操縦の喜びをも加味することに成功した。 ガソリンエンジンモデルに加え、ホンダ独自のハイブリッド『e:HEV』を加えたことも大きな魅力のひとつ。 ホンダが大切にしているM・M(マン・マキシマム、メカ・ミニマム)思想を見事現代に体現した1台である」 そして受賞したフリードの開発責任者・安積悟氏は次のようにコメントしています。 「私たちは、これまでフリードが大切にしてきた価値をさらに磨き上げ、お客様の生活だけではなく、使う人の気持ちにも寄り添うクルマとなることを目指し、チーム一丸となって開発しました。 この想いが多くの皆様に受け入れられ、名誉ある日本カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたことを大変うれしく思います。ありがとうございました」
※ ※ ※ また今回、外部から充電可能なプラグイン機能を持つ燃料電池自動車のホンダ「CR-V e:FCEV」が「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。 これに対して、CR-V e:FCEVの開発責任者・生駒浩一氏は次のようにコメントしています。 「FCEVとしての現時点での最適解として、水素を使うことなく日常使いができるプラグイン機能、手軽に電気を取り出せる給電機能、また使い勝手のよいSUVをベースにするなど、FCEVの新しい価値を提案したのがCR-V e:FCEVです。 GMと共同で進めたFCスタック開発の道のりは決して楽ではありませんでしたが、開発チーム一丸となり、性能が大幅に向上したFCスタックを作り上げることができました。 CR-V e:FCEVがこのような名誉ある賞をいただき、大変ありがたく、この喜びを開発チームと分かち合いたいと思います。 来るべき水素社会、またカーボンニュートラル社会の実現に向け、今後もホンダは挑戦を続けていきます」
くるまのニュース編集部