角田裕毅、イタリアGPはヒュルケンベルグによるもらい事故で今季2度目のリタイア…中国GPに続き再びハース勢との接触が原因に|F1
VCARBのお膝元である第16戦イタリアGPに挑んでいた角田裕毅だったが、今季2度目のリタイアとなった。 【動画】「うわ~残念…」ヒュルケンベルグとの接触でマシンダメージを負った角田裕毅、イタリアGPは序盤で無念のリタイア レース序盤の5周目、ダニエル・リカルドとの接触で16番手までポジションを下げたニコ・ヒュルケンベルグが、ターン1でブレーキをロックさせてしまう。その前にいた15番手角田のマシン右側に当たり、角田はもらい事故の形で大きなダメージを負った。
この周の終わりにヒュルケンベルグはピットインを行い、タイヤとフロントウイングを交換している。角田はトラックに留まり続けるもペースが目に見えて低下。4秒近くラップペースが下がり、ポジションを19番手まで落としてしまった。8周目に入るタイミングでピットに入り、無念のリタイアを選択した。ヒュルケンベルグにはこの後、10秒のタイムペナルティが課されている。 なお、角田は中国GPに続き、今季2度目のリタイアとなった。中国GPではケビン・マグヌッセンとの接触、イタリアGPではヒュルケンベルグとの接触が要因となっており、今季2度のリタイアはいずれもハース勢からのもらい事故でレース続行断念となった。 また、昨季のイタリアGPで角田はフォーメーションラップ中にマシントラブルが発生しDNSだった。モンツァでのレースは2年連続で不本意な形で終える結果となっている。