Japan Open Chainが「JOCトークン」のIEO、15億円調達を目指す──世界複数の取引所に同時上場も
日本企業が運営するイーサリアム(Ethereum)完全互換のレイヤー1チェーン「Japan Open Chain(JOC)」のコンソーシアムを運営・管理する日本ブロックチェー ン基盤は11月20日より、暗号資産取引所ビットトレードのIEOプラットフォーム「BitTrade IEO」で「ジャパンオープンチェーントークン(JOC)」の新規販売募集(先行優先販売分)を開始する。 JOCトークンは、Japan Open Chainを利用するための手数料トークン。Japan Open Chainは、日本企業が日本の法律を準拠して運営を行うことが特長で、安心かつ高速・安価に利用できるブロックチェーンインフラとして、1円未満の手数料による即時送金やNFTによる資産の流動化など、特に金融やビジネス分野での課題解決を目指している。
大口投資家向け先行販売、海外取引所に同時上場も
IEOでの販売枚数は5000万枚。1JOCあたり30円、最大調達金額は15億円を見込む。 ■IEO概要・トークン名:JOCトークン(ジャパンオープンチェーントークン)・ティッカー:JOC・総発行可能数:10億枚 ※システムの最大上限値。未発行含む・募集上限数:50,000,000枚、内先行優先販売16,666,800枚・販売額:30円/枚 今回のJOCトークンのIEOでは、まず大口投資家向けの先行優先販売が行われる。これは、日本企業がバリデーターとなり、金融やビジネス分野での利用を目指していることが背景にあるだろう。 ■大口投資家向け先行優先販売・購入単位:一口166,668JOC、5,000,040円、100口まで・最低購入金額:一口(5,000,040円)・販売方式:先着順 なお、先行優先販売は、購入数量の20%分のJOCを追加付与する優遇プログラムの対象となる。 ■一般販売・購入単位:一口200JOC、6,000円・最低購入金額:一口(6,000円)・販売方式:抽選方式 ■スケジュール(予定)・11月20日午前11時~12月3日午後5時:先行優先販売購入申込み(先着順)・12月4日~12月17日:一般販売購入申込み(抽選)・12月18日から順次:一般販売抽選・12月18日から順次:一般販売抽選結果通知・12月18日~12月20日:JOCトークン受渡し・12月23日:ビットトレード取引所および複数の海外暗号資産取引所において取り扱い開始 さらに、IEO後の流動性確保のため、日本では初の試みとなる世界の複数取引所へ同時上場(同日もしくは同時期)を行う予定。12月23日以降、世界中の投資家がJOCトークンを購入できるようになるとしている。 |文:CoinDesk JAPAN編集部|画像:リリースより
CoinDesk Japan 編集部