<春に挑む・東海大菅生センバツへ>選手紹介/5 小池祐吏内野手(1年) 50本塁打目指し鍛錬 /東京
◇小池祐吏(ゆうり)内野手(1年) 1年生ながら昨年秋の都大会で5番に起用された。準決勝で勝ち越し適時打を放つなど期待に応える活躍。今月23日にあった紅白戦では本塁打2本を放ち、絶好調だ。 長打力が持ち味だ。180センチの体格を生かし、ボールを軽々と外野に運ぶ。バドミントンのシャトル打ちや、さまざまな方向からボールを出してもらうティーバッティングで選球眼を鍛えた。本塁打にこだわり、スイングスピードをさらに上げるため毎日最低500回はバットを振る。 チームでは積極的に声を出し、ムードメーカー的存在だ。「つらい時でも笑っていれば笑顔が広がる」とポジティブ思考を大切にしている。 プロ野球DeNAコーチの父正晃さんは横浜高(神奈川)で、松坂大輔投手(現西武)と共に甲子園で春夏連覇をなし遂げた。父を超えることが目標だ。「高校3年間で50本塁打を打ち、甲子園で連覇したい」。もうすぐ最初の挑戦が始まる。【林田奈々】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… 「ホームランを打ってチームに貢献したい」。右投げ右打ち。180センチ77キロ 〔都内版〕