【日本ハム】「谷口きゅんBALLPARK発」13年ぶり「日本一まで行くだけ!」です…ファイターズジュニアのコーチ就任
僕がファイターズジュニアで人生初コーチを務める「NPB12球団ジュニアトーナメント」(神宮、ベルーナD)が26日から始まります。9月の初集合から早3か月。野球教室などとはまた違う意味で、やりがいを日々感じています。 11月は2軍本拠地のある鎌ケ谷に道外遠征に行きました。ジュニアチームが大会前に北海道を出たのは初。他チームは県外遠征が当たり前で、社内で「僕らも遠征させてください」と動き、ようやく実現しました。例年2、3試合の調整で臨んでいたのを今年は18試合ほど消化。選手のアピール合戦も白熱して、いい意味で頭を悩ませてくれています。 先月、うれしい出来事がありました。エスコンで秋季キャンプを見学させていただいた時に、万波選手から激励の言葉をもらったんです。更に打撃手袋を全員にプレゼント! トップチームの選手とのつながりは最高のモチベーションになったはずです。改めてプロ野球選手は北海道の子ども、野球を教わる子たちに夢を与える存在なんだ、と再認識しました。万波選手、ありがとうございました! 先日のFフェスではジュニアの皆がステージ上で「行くだけ~!」と決意表明しました。シーズン後半、トップチームで「行くだけ」という“合言葉”が流行し、子どもたちから「どうしてもやりたい」と。新庄監督が率いるチームのように「愉(たの)しむ」という色をこの子たちも受け継いでいると感じました。 13年ぶりの優勝を目指す今大会。選手たちも「日本一まで行くだけ!」と意気込んでいます。僕もコーチとして野球を愉(たの)しませてあげられるよう後押しします。そして松浦慶斗投手のように、ジュニアから羽ばたいた選手がまた同じユニホームを着てファイターズに戻ってきてくれたらうれしいです。24年最後のコラムになります。スポーツ報知読者の皆様にもいい報告ができるよう、気合十分で行ってきます!(谷口 雄也)
報知新聞社