「この選手たちを指導出来て誇り」3大会ぶりユーロ決勝進出のスペイン、指揮官はゴラッソの16歳ヤマル絶賛「偉大な選手になる予感がある」
スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、ユーロ2024決勝進出に歓喜した。『UEFA.com』が伝えている。 【写真】日本とも対戦するスペインのW杯用ユニフォーム 9日、開催国ドイツ代表との激戦を制したスペインは、ユーロ2024準決勝でフランス代表と対戦。序盤に先制点を許す苦しい立ち上がりとなる中で、21分にラミン・ヤマルが目の覚めるようなゴラッソを決めて同点に追いつくと、その4分後にはダニ・オルモの得点で逆転に成功してハーフタイムへ。後半は前がかりになったフランスの攻撃を最後まで防ぎ切り、2-1で勝利を収めた。 この結果、スペインが2012年大会以来となるユーロ決勝進出が決定。デ・ラ・フエンテ監督は16歳でチームをファイナルの舞台まで導いたヤマルを絶賛しつつ、才能にあふれたチームを率いる幸運を喜んでいる。 「ラミンは偉大な選手になる予感を与えてくれている。とはいえ、我々は彼に対して慎重さは保つ必要がある」 「我々は彼の足を地につけさせ、最善の方法で成長させることで助けなければならない。それは落ち着きと静寂が大きく関連するだろう。古代ローマではカエサルについて話すとき、『彼が死すべき運命にあると忘れるな!』と言っていたものだ」 「それでも、彼ははるかに経験豊富な選手のように見える。チームにいてくれて嬉しい。これから何年も彼のプレーを楽しめることを願っているよ」 「(オルモについて)彼が何をできるかはわかっている。ケガを克服し、チームに溶け込み、必要なペースとリズムを取り戻すのには時間が必要だっただけだ。ダニがピッチで我々にもたらしたものには感謝している」 「26人の天才をピッチで率いられて嬉しい。我々は存在感と将来性にあふれた非常に若いスペインのチームを持つことができて幸運だ。そしてダニは、今や我々の旗手となっている」 「私は選手たちを信頼し続けなければならない。彼らは常に共通の利益のため働いている。仕事量に対して、誰もがとても寛大だ。これは、このチームが飽くことを知らない証だろう。私はこれらの選手たちを指導できて誇りに思う」 「選手たちはもっともっと力を発揮して、もっと良くなれるとわかっており、そうなると確信しているだろう。我々のフットボール観はこれまでの自信に基づいていて、自分たちの強みを生かしてプレーしたいと思っている」 「決勝戦は、最高のパフォーマンスを要求する相手と対戦することになる。これまでとは、まったく違うものになるだろう。難しく聞こえるかもしれないが、改善の余地はある」
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