両親が「富士山に登りたい」と言っています。2人で東京から出かけると、費用はどのくらい掛かるのでしょう?退職祝いに費用を出してあげようと考えています。
富士山は人気の観光スポットですが、登山をするには事前準備が必要です。また、東京に住んでいる場合は富士山に行くまでの交通費も計算する必要があります。 本記事では、東京から富士山に行く場合はどのような方法があるのか、富士登山に掛かる費用について、事前準備費用と登山中に掛かる費用に分けて紹介します。現地に到着してから慌てないためにも、しっかりと準備をして出掛けましょう。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
東京から富士山に行く3つの方法
東京から富士山に行く場合、主に電車、バス、車の3つの移動方法があります。まず本項では、3つの行き方に掛かる費用や時間などを解説します。 ■電車 東京から富士山まで電車を利用していく場合、次のようなルートになります。 ・東京駅(JR中央線)→新宿駅(特急富士回遊)→富士山駅 新宿駅から出ている特急富士回遊を利用した場合の交通費は、乗車券と指定席券をあわせて1人あたり約4800円です。特急富士回遊は全席指定のため、指定席券の料金が掛かりますが約2時間半程度で到着するため、快適に過ごせるでしょう。 特急を使用せずに在来線を使用した場合は、1人あたり約2500円となり約2300円安くなります。ただし、富士山までの移動時間は約3時間となる点に注意が必要です。 ■バス 次に、高速バスを使用して富士山まで行く場合のルートを紹介します。 東京駅→富士山駅 東京駅から直通のバスがあるため、予約をしてバス乗り場に行けば約2時間で富士山に到着します。事前予約をすれば当日購入よりも運賃が安いため、少しでも費用をおさえたい方は事前購入しましょう。 事前購入の場合は1人あたり2190円~、当日購入の場合は1人あたり2470円~です。予約は1ヶ月前から可能なため、忘れずに確認しましょう。 ■車 車を利用して富士山に行く場合、ルートは高速バスと大きく変わりません。しかし、高速道路を利用するので高速代とガソリン代が掛かる点に注意が必要です。 東京IC→富士ICまでの高速料金は一般で3490円、ETCで2440円~です。富士ICまでの費用をおさえたい方は、ETCを利用しましょう。 ガソリン価格の全国平均はレギュラー1リットルあたり168.2円(2024年10月13日現在)です。仮に50リットルを給油した場合は8410円掛かります。 ※高速料金は10月13日時点での金額です。