両親が「富士山に登りたい」と言っています。2人で東京から出かけると、費用はどのくらい掛かるのでしょう?退職祝いに費用を出してあげようと考えています。
富士登山に掛かる費用
富士登山は移動費以外にも大きく分けて、ウェアや登山に必要な道具などをそろえるための事前準備費用と、登山料や山小屋などに掛かる登山中の費用の2種類があります。大まかではありますが、富士登山に掛かる費用について解説します。 ■事前準備に掛かる費用 富士登山は軽装で挑むものではありません。念入りに道具やウェアを準備しましょう。事前準備に必要なものは個人によって異なるものの、最低限そろえておきたい道具は主に次のとおりです。 ・登山靴:1万円程度 ・レインウエア:1万円程度 ・防寒着:1万円程度 ・リュックサック:1万円程度 ・ヘッドランプ:2000円程度 登山靴は、ハイカットで靴底がしっかりとしたものがおすすめです。レインウエアは、防水性・透湿性にすぐれた素材のものが適しています。 リュックサックは、山小屋に泊まる方の場合30リットル前後のものがよいとされています。山は暗くなると視界が一気に悪くなるため、ヘッドランプも用意しておくと安心です。また、着脱しやすく軽い素材の防寒着を用意しておきましょう。 ■登山中に掛かる費用 富士登山中に掛かる主な費用は次のとおりです。 ・入山料:1000円(任意) ・飲食代:1食1000円程度 ・宿泊代:1泊1万円程度 ・トイレ代:1回200円 富士山5合目から先に入る方は、基本的に任意ですが入山料として1人あたり1000円が掛かります。インターネットやコンビニエンスストア払い、山梨県が発行する納付書を利用した事前納付で料金を支払いましょう。 飲食代は1回あたり1000円程度、山小屋に宿泊をする場合は1泊1万円程度を想定しておきましょう。また、富士登山中にトイレを利用する場合は1回200円が掛かるため、小銭を余裕もって用意しておくと安心です。
富士登山はしっかりと事前準備することが大切
富士登山は、電車、バス、車で行くかによって掛かる料金が大きく変わります。富士登山をする際にも、入山料やトイレ代、飲食代などのお金が掛かるため準備しておきましょう。 また、富士登山は登山靴やレインウエアなどの事前準備にもお金が掛かります。普段から登山をしている方であれば、足りないものをチェックして用意しましょう。 出典 富士吉田市観光ガイド 交通・アクセス 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部