F1マシンより速い!? 1900馬力の“世界最速のハイパーカー” ピニンファリーナ新型「バッティスタ」日本初公開 気になる価格は3億円超え
イタリアの名門 ピニンファリーナの市販車第1号がバッティスタ
アウトモービリ ピニンファリーナは2024年5月10日、駐日イタリア大使館(東京都港区)にて、「バッティスタ チンクアンタチンクエ」と「B95」の2車種を日本初披露しました。 【画像】もう1台の「B95」はなんと7.5億円! ピニンファリーナの新型ハイパーEVを見る(38枚)
イタリアの名門カロッツェリアとして知られるピニンファリーナは、イタリア車を中心に世界中の名車たちの美しいカーデザインを手掛けてきたことで知られています。 とくにフェラーリでの活躍は有名で、「365GTB/4デイトナ」や「ディーノ206GT」、「F40」などの数多くの名車たちのデザインを請け負ってきました。 もちろん、その活躍はイタリア車だけに留まらず、プジョー「205」などの身近な名車も存在。また2代目ブルーバードなどの日本車のカーデザインでも実績があります。 そのピニンファリーナのオリジナルカーを手掛けるブランドとして2018年に設立させたのが、「アウトモービリ・ピニンファリーナ」なのです。 アウトモービリ ピニンファリーナ車の最大の特徴は、フルオーダーメイドのハイパーEVであることです。 日本初披露された両モデルには、クロアチアの高性能EVメーカー「リマック アウトモビリ」から提供される4輪独立の4モーターを備えたシャシを採用。イタリア・カンビアーノにある工房で、ユーザーの希望に沿った仕様をハンドメイドで生産されます。 日本での販売が開始される最新モデル「ピニンファリーナ バッティスタ」は、2022年より生産が開始されたアウトモービリ ピニンファリーナの市販車第一弾モデルで、世界最高のラグジュアリーと最強のパワーを誇るピュアEVハイパーGTとして送り出されました。 そのスタイリングは、ハイパーカーに相応しい力強さと共に、エレガントさも備えています。このデザインの巧みさこそ、ピニンファリーナの真骨頂といえます。また乗降性とスペース効率を考慮し、大型のドアがガルウィングとなっているので、乗降時の姿にも特別感があります。 完全に2座となるインテリアは、そのハイパーな性能を引き出すべく、王道的なドライバーを中心としたコクピットデザインとなっており、スポーツタイプのシートを装着。ドライバーが運転に必要な情報を瞬時に理解できるように、3つのモニターで構成されるデジタルメーターパネルが備わっています。