シティの両SBにアル・ヒラルが関心? 今夏サイドバックの補強に熱心な動き
プレミアリーグ5連覇を目指すマンチェスター・シティだが、両サイドバックがサウジアラビアに行く可能性があるようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。 前人未到の4連覇を達成したシティ。2024-25シーズンでは5連覇を目指す中、開幕戦ではチェルシー相手に0-2で勝利を収めて白星発進となった。 戦力がまだ整っておらず、若手も起用した中でのスタートとなったシティ。そんな中、サウジ・プロ・リーグのアル・ヒラルが2選手の補強を目指しているという。 その2選手は、イングランド代表DFカイル・ウォーカー(34)と、ポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(30)とのことだ。 ウォーカーはキャプテンを務める中、開幕戦はベンチに座り続けることに。予てから国外への移籍に関しては真向きであり、2023年夏にはバイエルンからも関心を受けていたが、シティと2026年夏までの契約を結んだ。現在は妻と元恋人の間のピッチ外の問題にもさらされている。 一方のカンセロは、2023年1月にバイエルン、2023-24シーズンはバルセロナへとレンタル移籍しており、シティに居場所がない状況。チェルシー戦もメンバー外となっていた。ジョゼップ・グアルディオラ監督はファーストチームへの道を開いているが、移籍が最善の選択肢と見られている。 ウォーカーの売却をシティは望んでおらず、カンセロは条件次第というところだが、グアルディオラ監督は「今後どうなるかは彼らの代理人とクラブ次第だ」とコメント。「最終的に彼らが残留しなければならいのであれば、他の選手同様に敬意を持って接し、彼らが持つ素晴らしいクオリティを最大限生かすように努める」と、退団に関しても条件次第であることを語っていた。 なお、アル・ヒラルはシティのアカデミー育ちでレバークーゼンでプレーするオランダ代表DFジェレミー・フリンポン(23)にも関心を持っているとのこと。当初はリバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(25)の獲得を目指していたが、本人が移籍に興味を示さず、断念していた。
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