情シスの約半数が「社内ヘルプデスク業務が20%以上を占めている」と回答【キャノンMJ調べ】
キヤノンマーケティングジャパンは、情報システム部門の「社内ヘルプデスク業務」に関する実態調査を実施した。従業員数300~1,000名の企業に勤務する情報システム部門の担当者108名が回答している。
情報システム部門、社内ヘルプデスク業務が「20~30%」を占める
まず、情報システム部門のヘルプデスク業務を外部に委託しているかを聞くと、「部分的に委託している」が40.7%で最も多く、「業務全体を委託している」は4.7%、「委託を検討している」は7.4%で、委託している・委託検討中の合計は半数以上となった。
また、情報システム部門の業務において、ヘルプデスク業務が占める割合はどの程度かを聞くと、「20~30%未満」が24.3%、「30%以上」が23.3%という結果になった。
約65%の人が「社内ヘルプデスク業務に課題を感じている」
現在の社内ヘルプデスク業務に課題を感じているかという質問では、非常に感じている・やや感じているが合計で64.8%にのぼった。
具体的にどのような課題を感じているかを聞くと、「ヘルプデスク対応に時間を取られ、他の進めたい業務が進められない」が62.9%で最多に。以下「特定のスタッフが休暇や退職した場合、対応が困難になる」が57.1%、「人員不足により、一人当たりの負担が大きい」が55.7%と続いた。
ヘルプデスク業務を効率化していくために行っていることとしては、「情報システム部門の人員を増強する」が28.7%、「ヘルプデスク業務を外部の専門業者に委託する」が25.9%、「ヘルプデスクスタッフが利用するツールを導入する」が25.0%となった。
調査概要
・【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査 ・【調査期間】2024年8月9日~同年8月13日 ・【有効回答数】従業員数300~1,000名の企業に勤務する情報システム部門の担当者108名