コルトレイク (C)Getty Images

2024-25シーズンのベルギーリーグ第12節が日本時間10月26日から28日にかけて開催される。 ■コルトレイクvsベールスホット 13位のコルトレイクは最下位ベールスホットと残留争い直接対決を迎える。ここまで3勝2分け6敗と負けが先行しており、守備的な布陣を敷きながら今季のクリーンシートはゼロとなっている。藤井陽也、金子拓郎はいずれもレギュラーに定着。高嶺朋樹もチャンスを得ているが、金子の1ゴールを除いて得点に絡む活躍はできていない。チームを救う日本人の活躍に注目したい。 一方のベールスホットは開幕から11試合でわずかに5ポイント。それでも、直近の2試合で敗戦を回避しており、前節は待望の初勝利。それもアンデルレヒトから3ポイントを奪っており、上り調子でこの一戦に挑むことになるだろう。 ■シント＝トロイデンvsウェステルロー 前節8試合ぶりの黒星を喫したシント＝トロイデン。谷口彰悟の一発退場が響く形で首位ヘントから勝ち点を奪うことはできなかった。それでも、数的不利の中で2点を奪ったのはプラス材料で、小川諒也も1アシストを記録。ウェステルロー戦では谷口は罰金を支払うことで出場停止を回避できる見込みで、一方で暴言で退場となっていたFWビラル・ブラヒミは出場停止となる見込みだ。 一方のウェステルローは現在8位。守備的なアプローチを選択しつつ、勝ち点を拾っている印象だが、アウェーでのシント＝トロイデン戦ではどのような選択をするのだろうか。 ■ヘントvsヘンク 伊藤敦樹、渡辺剛が所属するヘントはここまで3位。直近のヨーロッパカンファレンスリーグではモルデを相手に2-1と勝利しており、リーグ戦では6試合負けなし。渡辺は主将としてプレーしつつ、今夏加入の伊藤も継続的に出場機会を得ており、初ゴールにも期待が高まるところだ。 対するは首位のヘンク。7ゴールでリーグトップの得点数を稼ぐトル・アロコダレには注目だが、今季敗れているのはいずれもアウェーでの2試合。前節も10人のシント＝トロイデンに辛勝となっているだけに、敵地でのヘント戦は簡単なものにはならないかもしれない。