今週末に行きたい!関西のイベント3選、42万人来場で話題の「メキシコ展」&フランス画家・モネの作品集結
■ フランス画家・モネを堪能、東京会場から+12作品(大阪・大阪中之島美術館)
印象派を代表するフランスの画家・クロード・モネの回顧展で、国内外の所蔵元51館からモネ作品のみを集めた展示会。日本初上陸を含む約70点がそろい、代表作『睡蓮』の見比べなど、モネの作風の変化を楽しめる。 東京開催に次ぐ大阪会場では12作品が加わり、モネが愛情を注いだジヴェルニーの庭の『睡蓮の池』(1907年作品)、『藤の習作』など、人気の高い風景画がより充実した内容に。初期作品も並び、一際目を引くのは日本初上陸の2mを超える大作。後に妻となる女性や息子らの食卓風景を描いた『昼食』は、人物画・室内が少ないモネ作品のなかで貴重な1枚だという。 そして、モネといえば、86年の生涯で200枚以上も描かれた『睡蓮』シリーズ。池に浮かぶ花や葉、水面に映り込む風景の調和が、色彩や光の描き分けで巧みに表現されている。同展では「同じ対象」を「異なる時間・天候・季節」で描いた「連作」とその過程に焦点をあて、モネ独自の世界観へ迫る。料金は一般2500円ほか。