ヤクーツクに非常事態宣言 住宅490戸 住民465人が被災
ヤクーツク、ロシア、5月21日 (AP) ― 大規模な洪水に見舞われたロシア北部サハ共和国の首府ヤクーツクに、非常事態が宣言された。 ロシア国営テレビの報道によると、洪水は5月19日に発生、数時間内に16の集落で家屋が浸水したという。 住宅490戸と640以上の隣接地域が浸水し、465人が仮設宿泊施設に避難を余儀なくされたと、ロシア非常事態省がSNSに投稿。 オムスク、クルガン、チュメンの状況は依然として厳しいという。 過去24時間で水位の上昇は見られないが、数百戸の家屋が浸水したままだ。 緊急作業員らは被災者に食料と水、生活必需品を供給し、土のうを積み上げ、立ち往生したペットなどの動物の救出作業に当たっている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)