東急田園都市線 宮崎台駅リニューアル 「まちのリビング」のような駅に
東急電鉄は田園都市線 宮崎台駅において、2025年1月からホーム、コンコースの内外装および駅前広場のリニューアル工事を開始する。竣工は2028年度を予定している。 【この記事に関する別の画像を見る】 ホームの外壁面にガラス材を使用し、外の風景とのつながりをホーム上から感じられるようにするとともに、駅前広場からもホーム上の人や電車の動きが見えるなど、まちとのつながりを意識したつくりにする。 コンコースは一部に木製天井を設置し、駅周辺の並木道の心地よさを駅構内でも体感できる仕上げ材の使用を予定している。駅前広場には植栽帯の整備やベンチなどの休憩スペースを増設する。 駅周辺には並木道があり、緑豊かな環境が特徴。並木道の心地よさを駅から感じられるよう、また駅前広場の休憩スペース増設等を通じて駅自体が「まちのリビング」のような存在となるために、「まちとのつながり」を意識し、「まちへ開いた駅」となることを目指す。 東急電鉄では宮崎台駅のほか、田園都市線において池尻大橋駅、三軒茶屋駅、駒沢大学駅、桜新町駅、用賀駅の地下区間5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」や、池上線で木材を多く活用した駅舎へ改修する「木になるリニューアル」に取り組んでいる。
Impress Watch,加藤綾