パトカー（資料写真）

　4月3日深夜に沖縄県宜野湾市新城のコンビニエンスストアで店員にナイフを突き付けた男が現金約13万円を奪って逃走した強盗事件で、県警は5月8日、米軍普天間基地所属の米海兵隊上等兵の男（20）を強盗と建造物侵入の容疑で再逮捕した。容疑を認めているという。 【現場写真あり】対向車線に進入し、街路樹に衝突　運転手の米兵が死亡

　男は4月18日に同市内の別のコンビニエンスストアでも強盗しようとして、強盗未遂などの容疑で同日に逮捕されていた。 　逮捕容疑は4月3日午後11時55分ごろ、宜野湾市のコンビニに侵入して、店員に持っていたナイフを突き付けて現金を奪った疑い。 　県警によると、強盗事件後から男は重要参考人として浮上しており、捜査中に18日の強盗未遂事件が発生したという。 　奪われた13万円の一部が普天間基地内の関係先で発見された。ナイフについては18日の強盗未遂事件の容疑者として逮捕された際に押収されたナイフと、同一の物を使用したと話しているという。刃体は約15センチだった。 　男は18日の強盗未遂容疑での逮捕後、県警の調べに「生活費に困ってやった」という旨の話をしていたという。