FRONTEOと塩野義製薬、認知症・うつ病の診断支援AIプログラム事業で戦略的業務提携 AI技術で診断効率化、患者QOL向上を目指す
FRONTEOと塩野義製薬は、認知症関連AIプログラム事業およびうつ病関連AIプログラム事業に関する戦略的業務提携契約を締結したことを発表した。
両社は、FRONTEOの自然言語処理AI技術を活用し、高性能な診断支援AIモデルおよび医療機器・非医療機器を共同開発することで、精神神経疾患における診断を効率化し、患者のQOL向上と医療関係者の負担軽減、医療資源の有効活用を目指すという。
■具体的な提携内容
共同開発: ・FRONTEOのAIエンジン「KIBIT」を活用し、認知症診断支援AIモデルと医療機器・非医療機器、うつ病診断支援AIモデルとそれらの医療機器・非医療機器を共同開発 ・早期市場浸透・市場拡大を目指す
薬事承認取得: 共同開発医療機器の薬事承認を両社で協力して取得
役割分担: ・FRONTEO:AIモデルおよび医療機器・非医療機器の開発をはじめ、プログラム運用に関わる業務などを担う ・塩野義製薬:臨床開発等を主体的に担い、効率的な事業構築を目指す
なお、塩野義製薬は、上記製品の日本における独占的販売権を獲得し、契約一時金、今後の開発の進展などに応じたマイルストーンフィー、製品上市後の販売額に応じたロイヤリティ等をFRONTEOに支払いうとのことだ。
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