今、「キッズスペース」はヤバい親でカオス状態! よその子を叩いた子供の親が見当たらない...どこへ行った?「ちゃんとしている親」ほど割に合わないから余計に腹が立つ!
いつの時代も「今どきの親は……」などと批判されがちな子育て世代。しかし、いつの時代も「ちゃんとしている人」「していない人」はいるものであり、「世代」なるもので一括りにしているだけでは問題解決には至らない。 この記事の他の画像を見る 危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏は、最近さまざまな施設で整備されているのが当たり前になった「キッズスペース」でのトラブルについてこう忠告する。 「『キッズスペース』にきちんとマナー・ルールが掲示されていても、それを守れない親子が目につく、という話を大変よく耳にします。 施設側は『保護者の方は絶対にお子様から目を離さないで』と明記しているケースがほとんど。しかし、問題を起こす子の親に限ってちゃんと見ていないという声はとても多いようです。お子様を共用スペースで遊ばせる際は、十分監視を行き届かせるようにしてください」 ___________________________________________________________________ 今回、キッズスペースで起きたトラブルについてご意見くださったのは、30代の安原萌香さん(仮名)。2歳の娘さんを育てる専業主婦だ。お子さんがようやく公園やキッズスペースで遊べるようになったが、先だって立て続けにトラブルに巻き込まれてしまい、行くのが怖くなってしまったという。 「キッズスペースでは、子供同士のちょっとしたケンカみたいなのが起きるのは想定内ですし、なんならいい勉強になるので、どんどん経験してくれ!って考えなんですけど、問題は親なんですよね」 萌香さんはお子さんが2歳少し前から歩行が上達してきたことを受け、現在は頻繁にさまざまな「キッズスペース」を利用している。 「市が解放している幼児向け遊具を備えた遊び場には週に2回ほど行きます。それから、ショッピングモールの大きなキッズスペース、スーパーの小さなキッズエリアなど、近所に子供を遊ばせることのできる場所が複数あるので親子でよく利用します」 先日、市の遊具施設を訪れた時、萌香さんは男の子同士のケンカに思わぬ形で巻き込まれた。 「うちの娘が『積み木コーナー』で遊んでいたら、近くで男子同士が柱の形の積み木の取り合いになったんです。2人ともまだ2歳とか3歳前後くらいの子。で、片方の子のママは『仲良く使おうね』と2人をなだめていたのですが」 その場にいた親は1人だけ。もう1人の子の親は見当たらなかった。 「すると、親が席を外している方のお子さんが、取り合っていた積み木を相手の子のお腹に投げつけた上、頭をぱーんと叩いたんです。叩かれた子のママは当然『げっ!』って感じになったんですが、何とか理性を保ちつつ、積み木を投げた子の手を取って『投げたり叩いたりしちゃダメだよ』となだめたんです。顔は引きつってましたが」 優しくなだめられたにもかかわらず、なぜか積み木を投げた子は大泣きし始めたという。 「お腹に積み木が命中したあげく叩かれた方の子は、涙ひとつ見せていなかったんですよ。相手の子をなだめたママさんは、ちょっと注意しただけで泣き出されてしまって、おろおろしてましたね」
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