混迷ローマの新指揮官候補にラニエリ氏が浮上、オーナーのフリードキン氏とロンドンで会談か
ローマの新たな指揮官候補として、クラウディオ・ラニエリ氏(73)の名前が浮上しているようだ。 今シーズン、開幕から低空飛行が続くとレジェンドだったダニエレ・デ・ロッシ監督を早々に見限り、9月に解任を発表したローマ。しかし、後任として招いたイバン・ユリッチ監督もチームの掌握に失敗し、10日に早くも解任されることとなった。 混迷を深めるクラブにはファンからの怒りもピークに達しており、非常に厳しい状態に。現在セリエAで12位に低迷するチームを立て直すべく、クラブは後任の選定を急いでいる。 そんな中でイタリア『スカイ・スポーツ』によると、ラニエリ氏が後任の有力候補に浮上している模様。かつて2度ローマを指揮した経験を持つ老将は、オーナーであるダン・フリードキン氏、ライアン・フリードキン氏と会談するためロンドンに飛んだという。 ラニエリ氏はこれまでナポリ、フィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・アドリー、チェルシー、パルマ、ユベントス、ローマ、インテル、モナコ、ギリシャ代表、レスター・シティ、ナント、フルアム、サンプドリア、ワトフォードと数多くのチームを指揮。昨シーズン限りでカリアリの指揮官を退任すると、クラブの指揮はこれが最後になることを示唆していた。 ローマは経験豊富な指揮官に崩壊したチームの立て直しを任せたい意向だが、このままラニエリ監督が3度目の就任を果たすかが注目される。
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