カロリーが高いのはどっちのお酒?「ハイボール or スパークリングワイン」【ダイエットクイズ】
クリスマスパーティに忘年会、新年会と、年末年始はお酒を飲む機会が増える人も多いはず。それに伴い、お酒と一緒にカロリー高めな料理やおつまみを食べ、摂取カロリーがオーバーしてしまうことも。健康のためにもお酒の飲み過ぎには気をつけたいですよね。では、1杯あたりのカロリーはどれくらいなのでしょうか? 【写真】肥満で早死にを宣告され50kg痩せた料理研究家が考えた「神やせスイーツ」 今回は数あるお酒の中から、シュワっとした喉越しの「ハイボール」と「スパークリングワイン」を比較しました。管理栄養士の資格を持つライター川越光笑さんに、カロリーについての詳しい解説をしていただきます。
「ハイボール」と「スパークリングワイン」カロリーが高いのは?
ハイボール ウイスキーをソーダ(炭酸水)で割った飲み方でカクテルの一種のハイボール。自分好みのウイスキーで割ることができるのも特徴。爽快な喉越しで、ウイスキー初心者から上級者まで幅広い層に人気です。 スパークリングワイン スパークリングワインとは、発泡性ワインすべてを指す総称。スパークリングワインはきめ細やかな泡が重要とされ、一般的には泡粒の大きさが小さければ小さいほど高品質と言われています。 年末年始は、アルコールを飲む機会が増えるシーズン。食中酒としても好まれるハイボールとスパークリングワインは、どちらが太りやすいでしょうか? 正解は……? それぞれのカロリーと特徴を解説します。
カロリーが高いのは、「スパークリングワイン」
ワインは、カロリーも糖質も高め! この時季は、ワインの中でもスパークリングワインを飲まれる方が多いのではないでしょうか。スパークリングワインは、種類によっても異なりますが100g・71kcalがだいたいの目安です。 同じくシュワシュワ系のハイボールの場合は、100g・47kcal(ウイスキー20g+炭酸水80g・氷適量の場合で算出)でした。その差は24kcalほど、スパークリングワインの方がカロリーが高いということになります(ちなみに、ウイスキーは焼酎に比べて原液自体のカロリーは高めです)。 最近では、アルコールに「糖質ゼロ」などを謳った商品が増えたので、アルコールに含まれる糖質を気にしている方も多いはず。 ワインやビール、日本酒などは醸造酒。ウイスキーや焼酎、ブランデーなどは蒸留酒と呼ばれますが、一般的に醸造酒の方が糖質は高めです。アルコール度数も低めなので、つい飲み過ぎてしまわないようにご注意を。 厚生労働省は、平成25年から開始された「健康日本21(第二次)」で、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上と定義しています。純アルコール摂取量20gは、ワインなら1杯200ml。ウイスキーは60mlが目安です。生活習慣病予防のためにも適度な飲酒を心がけてくださいね。 ※具材や量、調理法によってもカロリーは異なりますので目安として参考にしてください。 [参考資料]文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
川越 光笑(たべごとライター・編集者・管理栄養士)