U-17W杯優勝から10年…なでしこJデビューの遠藤優「浦和レッズでやってきた10年間を出せた」
[10.26 国際親善試合 日本女子 4-0 韓国女子 国立] 日本女子代表(なでしこジャパン)に初選出されたDF遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース)は後半34分からDF守屋都弥に代わって右サイドバックで途中出場し、代表デビューを果たした。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 「素直に嬉しいし、そんなに緊張なく入れた。10分ちょいだったけど、自分らしさは出せたと思う」。4-0という試合展開の中、積極的な攻撃参加を見せ、惜しいクロスも上げた。「最後の最後でどうやって自分の良さを出すか。ボールが来ないならランニング、中盤が持ったら裏に走るというのはやりたいと思っていた」とアグレッシブにプレーした。 MF長谷川唯、MF長野風花、DF南萌華、DF北川ひかるらとともに2014年にコスタリカで開催されたU-17女子W杯の優勝メンバーの一人でもある遠藤だが、その後、代表からは遠ざかっていた。 3日後の29日に27歳の誕生日を控える中での代表デビュー。「U-17W杯以降、代表に呼ばれる機会は少なかったけど、浦和レッズでやってきた10年間を今日は出せたと思う。世界のレベルが上がっていく中でどう追いついていくか。今日、大きな一歩を踏み出せた」と胸を張る。 同じ右サイドバックでもある内田篤人コーチからは試合後、「やったね」と声をかけられたという。「でも『ここからが大事だね』って。本当にその通りだと思うし、1日1秒を無駄にせず、やっていきたい」と前を見据えた。