井上尚弥vs中谷潤人にレジェンド元世界王者「スーパーバンダムなら差がない」
ボクシング元WBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高氏(69)が9日、ユーチューブチャンネル「具志堅用高のネクストチャレンジ」を更新。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)とWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M・T)の〝ドリームマッチ〟の勝敗予想を行った。 【写真】WBC世界戦で衝撃的なKO劇を見せた中谷潤人 1階級異なる無敗王者の2人は、それぞれ対戦に興味を示している。3階級での予想を行った具志堅氏は、バンタム級で2人が対戦した場合について「井上(の勝ち)じゃないですか。なぜなら中谷さんがまだちょっとボクシングが浅いかな。まだまだ若いかなという感じ。(中谷の)KO負けもあり得るし、判定までいく可能性も高い。(中谷が)捕まっちゃうんじゃないかな」と分析した。 次にスーパーバンタム級での勝負については「ドローという可能性がある。お互いダウンがなさそう。打ち合いはするかもしれないけど、相当難しい採点になると思う。それぐらい差がないと思う」としつつ「KO決着もある。(どちらも)KOする可能性がある。どうしても2人はスピードとパンチ力があるから。中谷の方がスーパーバンタムに上げればスピードはあるけど、パンチ力は井上の方がある」と予想した。 最後にフェザー級での対戦については「井上(の勝ち)。(井上が)体重を上げたらパンチ力がなおさら強くなるのでは。(井上は)パワーが違うような気がする。判定で12ラウンド戦ったら中谷の方が有利かもしれないけど、井上はそうはいかないと思う。(井上は)フェザー級に上げてもパワーとスピードがつく気がする」と戦況を占った。 無敗王者同士の将来的な対戦実現に期待が高まる。
東スポWEB