サウサンプトン加入の菅原、指揮官が期待のコメント「一番のターゲットだった」さらなる補強についても示唆
プレミアリーグのサウサンプトンは14日、日本代表DFの菅原由勢を4年契約で獲得したことを、公式サイトを通じて発表した。 【動画|Up the Saints!】菅原由勢のサウサンプトン移籍が決定 現在24歳の菅原は、名古屋グランパスの下部組織出身で、17歳の若さでトップチームデビューを果たした。2023-24シーズンまで過ごしたエールディヴィジのAZには、2019年の夏に加入。公式戦198試合に出場し、14ゴール29アシストの成績を残した。 AZで右SBとして評価を高めたことに加え、同クラブとの契約が2025年6月までと、1年を切っていることから今夏の移籍が噂されており、セリエAのインテルやアタランタ、プレミアリーグのエヴァートンなどが、関心を示していると報じられていた。 そんな中、新シーズンよりプレミアリーグ昇格を果たしたサウサンプトンが、菅原の獲得を発表。ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金はボーナス込みで700万ユーロ(約12億円)ほどになるという。 菅原は加入に際し、「サウサンプトンは本当に良いクラブだと感じている。オファーを提示された時、1秒でイエスと答えた」とコメントを残している。 また、指揮官のラッセル・マーティン監督もクラブ公式サイトを通じて、期待のコメントを寄せている。 「ユキは長年、我々が注目し続けてきた選手で、彼のポジション(右SB)において一番のターゲットだった。すでに高いレベルで多くの試合を経験しており、ヨーロッパの舞台も持ち合わせている。素晴らしいメンタリティを持った才能のある選手で、チームメイトにも人気なキャラクターだと思う」 同指揮官は菅原加入前、今夏の移籍市場に言及しており、「クラブに負担がかからない範囲でチームを強化したい」と方針を口にしている。その際、さらなる補強についても示唆しており「経験のある選手と契約するつもりだ。経験を過小評価する人もいると思うが、今後もエキサイティングな選手を迎え入れたい」と語っていた。 今夏サウサンプトンは菅原の他に、若手CBのネイサン・ウッドとロニー・エドワーズを獲得。またブライトンからアダム・ララーナ、バーンリーからチャーリー・テイラーをそれぞれフリートランスファーで獲得している。
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