【未来社会はどんな姿?】進化した「人間洗濯機」に「未来の自分が映る」ゲート 万博まであと1年 見どころをいち早く紹介
大阪ヘルスケアパビリオンには、この「ミライへのゲート」を40個ほど設置予定ですが、万博会場の外でも楽しんでもらおうというプランが… (小森さん)「ミライのゲートを駅に設置しようと思っています。時期は万博が開幕する前から置きたい。通勤の帰り道に測定できるとなると、『ちょっと寄ってみるか』と健康に気を遣ってもらえるようになれば、将来の病気を未然に防げるとか、そんな世の中をつくっていきたい」
“未来型の人間洗濯機” 開発進めるのはシャワーヘッド「ミラブル」を手がける企業
医療・健康分野に強い大阪の企業が数多く出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」。このパビリオンで、いま最も注目されているのが、“未来型の人間洗濯機”です。 1970年の大阪万博で注目を浴びた“人間洗濯機”は、超音波による振動で汚れを落とし、小さなゴムボールが身体に当たることによる刺激で血行を良くし、身体を温めるというもので、“未来のお風呂”のようなイメージでした。“未来の暮らし”をテーマとした「サンヨー館」には、開幕初日に約3万人が詰めかけたそうです。
半世紀以上の時を経て、“令和版・人間洗濯機”の開発を進めているのは、シャワーヘッド「ミラブル」を手がける企業「サイエンス」です。サイエンスの青山恭明会長に案内してもらいました。 (大野記者)「ツルンとして宇宙船みたいですね」 反対側にまわってみると・・・実際は全て透明のガラスとなっていて、蓋のようにパカッと開きます。
(大野記者)「思ったよりも中の空間広く感じる。圧迫感が全然ないです」 (青山会長)「ドームがガチャンと閉まった瞬間に洗浄が始まります。頭のてっぺんから足先まで、全自動できれいにします」 54年前は身体のみだったのが、今回は髪や顔も洗えるように。石けんやシャンプーは必要ありません。
(青山会長)「胸から下は、マイクロバブルで全身約500万個の毛穴を自動クリーニング。胸から上については、『顔のモード』『頭のモード』『歯間モード』、さまざまな水流できれいにします」 下の部分が浴槽になって、上からシャワーで髪や顔をきれいにします。また、4月末に発売される最新のミラブルシャワーの機能が搭載されるとのことです。