Web・インターネット系広告業界とは?仕事内容と魅力、将来性、トレンドを紹介【志望動機の例文あり】
Web・インターネット系広告業界の年収傾向・企業ランキングの調べ方
Web・インターネット系広告業界の主な企業の年収情報は『会社四季報』(東洋経済新報社刊行)で調べることができます。 また、業界地図と銘打たれた各出版物では、業界ごとの企業ランキングや業界の現状や傾向などを確認することもできます。 売上高や事業利益など、各企業についてアップデートされた情報を得たい場合は、それぞれの公式Webサイトで確認してみるといいでしょう。 同時に、待遇や社風、キャリアステップなども、採用ページに掲載されている先輩社員インタビューや採用情報などで確認してみましょう。
Web・インターネット系広告業界の動向
Web・インターネット系広告業界の現状や動向について解説します。 ■インターネット広告費は広告市場の拡大をけん引 株式会社電通が2024年2月に公表した「2023年 日本の広告費」調査(※1)では、 “2023年の総広告費は、通年で7兆3,167億円(前年比103.0%)となり、1947年の推定開始以降、前年に続き過去最高を更新した。上半期(1-6月期)は、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の5類感染症移行に伴うリアルイベントの開催数増加や国内外の観光・旅行の活性化などにより回復がみられた。下半期(7-12月期)は、夏から秋にかけての猛暑や中東問題などの影響を受けたものの、社会・経済活動の活発化に伴い「交通・レジャー」「外食・各種サービス」「飲料・嗜好品」を中心に広告需要が高まった。進展する社会のデジタル化を背景に増加傾向が続くインターネット広告費や人流の活発化に伴って増加した「イベント・展示・映像ほか」などのプロモーションメディア広告費が、広告市場全体の成長に寄与した。(※2)” としています。また、 “インターネット広告費は、3兆3,330億円(前年比107.8%)と過去最高を更新し、前年より2,418億円増加した。コネクテッドTV※の利用拡大に伴う動画広告需要の高まりや、デジタルプロモーション市場の拡大などが成長に寄与した。(※3)” という点にも言及しています。 Web・インターネット広告は、広告市場の拡大をけん引していることが窺えます。 ※1,2,3 出典及び引用元:株式会社電通「2023年 日本の広告費」 ■動画広告需要が伸びている 株式会社電通が発表した同調査(※1)では、 “テレビメディアデジタルのうち、「テレビメディア関連動画広告」は443億円(同126.6%)と、前年に続き大きく増加した。見逃し無料配信動画サービスでは、根強い人気があるドラマの視聴に加え、バラエティーやスポーツのライブ視聴なども増加し、再生数・ユーザー数がともに順調に伸長した。インターネットテレビサービスでも、従来の恋愛リアリティーショーやドラマ、バラエティーに加え、スポーツ関連番組の幅が広がるなど視聴者の選択肢も豊富になってきたことを受け、ユーザー数が着実に伸長した。(※2)” としています。 プラットフォームを運営する企業やメディア各社が動画サービスに注力していることにより、動画広告需要が伸びていると言えるでしょう。 ※1,2 出典及び引用元:株式会社電通「2023年 日本の広告費」