Web・インターネット系広告業界とは?仕事内容と魅力、将来性、トレンドを紹介【志望動機の例文あり】
Web・インターネット系広告業界に向いている人とは?
Web・インターネット系広告業界に向いている人の特徴を解説します。 ■Webに興味があり、好奇心が旺盛な人 Web・インターネットに興味があることは大前提と言えるでしょう。日ごろからPCやスマートフォンなどを活用し、SNSなどで積極的に情報収集したり、さまざまなWebサービスを試したりしている人には向いていると言えます。 Web・インターネット系広告業界では、新しい技術が次々に開発され、トレンドなどの変化も激しいため、そうした変化を楽しみながら自ら情報収集していける好奇心旺盛な人なら活躍し続けることができるでしょう。 ■データ分析などの地道な業務を苦に思わない人 Web・インターネット広告を運用する際には、緻密なデータ分析を行うことが必要です。 マーケティングを手がける職種の場合は、さまざまなデータを基にターゲットや媒体の分析を行い、広告運用の効果を最大化していくための改善が求められ、運用する広告の文言やレイアウトの改善など細かな作業を手がけるケースもあります。 地道な業務も多いため、それを苦に思わず、向き合っていけることが大事です。 ■相手に合わせたコミュニケーションができる人 Web・インターネット系広告業界には、「形のない商品を扱う」という特徴があり、顧客となる広告主にとっては、「成果が出るかわからないものに費用を支払う」という側面もあります。 そのため、営業を手がける職種の場合は、顧客のニーズを引き出して課題解決の提案を行い、成果につなげながら信頼関係を築いていくことが求められます。 相手に合わせたコミュニケーションができる人は、ニーズを引き出し、成果につなげていくことができるでしょう。
Web・インターネット系広告業界の職種と仕事内容
Web・インターネット系広告業界における主な職種と仕事内容を解説します。 ■営業 広告主に向けて、Web・インターネット広告の企画を提案し、受注につなげます。広告主の課題やニーズを引き出し、社内外の制作関係者にその要望を伝え、スタッフの編成や予算などの調整も行います。 また、広告配信を実行した後は、効果測定のデータ分析を基に、より効果を高める施策を提案し、継続的な受注につなげていきます。 ■Webマーケティングプランナー 営業から共有された情報を基に、広告主のニーズや課題に応じた戦略を考えます。 市場や競合他社の分析を行い、きちんとした根拠を示せる広告配信の企画を考え、クリエイティブを担当する部門にバナーや広告テキストの制作などを依頼します。 また、広告主のホームページなどのWebサイトに対し、ユーザーの流入経路や離脱率、回遊率などのデータを分析し、検証・改善を行いながら登録者数やPV数(Page View:ページ閲覧数のこと)を増加させることを目指します。Webマーケターと呼ばれることもあります。 ■クリエイティブ 広告表現にかかわる制作を担当し、バナー広告やランディングページ(※)などのWebサイトのデザイン、掲載するコピーやテキスト、記事コンテンツの制作などを手がけます。 ※検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのこと。 Webディレクター、Webデザイナー、コピーライター、編集・ライターなどの職種があり、これらを総称して「クリエイティブ」と呼ぶことが多いようです。 ■データサイエンティスト、エンジニア さまざまなデータの解析を行うデータサイエンティストやエンジニアなどの職種もあります。 広告主の課題やニーズを解決するための調査設計を行ったり、ビッグデータやインターネット広告の効果などを解析したり、今後のデータ活用の仕組みを構築したりする仕事です。