高校サッカー 明秀学園日立、初の4強入りならず 萬場努監督「悔しい」
第103回全国高校サッカー選手権準々決勝(4日、東海大相模2-1明秀学園日立、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuほか)4試合が行われ、初出場の東海大相模(神奈川)は明秀学園日立(茨城)に2-1で逆転勝ち。エースのMF沖本陸(3年)が1得点1アシストと活躍し、4強入りを果たした。流通経大柏(千葉)は上田西(長野)に8-0と完勝。今大会の1試合最多得点で聖地・国立競技場へ駒を進めた。前橋育英(群馬)、東福岡も勝ち上がり、準決勝(11日・国立競技場)の組み合わせは東福岡―前橋育英、流通経大柏―東海大相模に決まった。 明秀学園日立は逆転負けを喫し、初の4強入りを逃した。前半34分にCKからDF久保遼真(2年)が先制点を奪ったが、同40分、後半25分に失点。攻撃陣を交代して同点を狙うも、相手の堅守の前に後半はシュート0本に抑えられた。萬場努監督は「一瞬の隙をつかれて点を取られてしまった。もっと主導権を握らないといけなかった。悔しい」と肩を落とした。