再び賛否?!「答えになっていない」「納得した」アビスパ福岡が一部サポーターからの金明輝監督の就任に対する批判に公式HP上で回答もSNSは荒れる
異論や反論を唱えるフォロワーを一方的に排除したとなれば、大きな問題となるといわざるをえない。福岡は質問者の指摘を否定したものの、現在進行形でフォロワーの整理を進めている、と想起させる回答を公表している。 「そのような理由ではございません。現在SNSの運用見直しを行っておりますが、事前に十分なアナウンスがなく、また段階的に進めているため誤解を与えてしまいました。今後は方針をお知らせのうえ実施いたします」 会見で金監督と川森会長、柳田伸明チーム強化部長(54)が登壇したなかで、結城耕三社長(45)が出席しなかった件で「社長からの説明は」とも問われた。 「業務執行責任者は社長ですが、監督人事は取締役会事項となりますので、代表取締役である会長職の川森にて記者会見で説明させていただきました」 このように答えた福岡は、他の問い合わせについては質疑応答の要約を通して確認してほしいと記すとともに、最後に次のような一文も添えている。 「Questionの言葉を一部丁寧語にいたしました」 おそらくはそのままHP上で掲載するのが、はばかれるような言葉も含まれていたと推察できる。記者会見とのセットでも、まだくすぶっている部分があるからか。クラブの公式Xには、賛否両論のコメントが寄せられている。 「答えになってないんだよな」 「どういう気持ちで応援したら良いのか、少しの迷いというか、自分の目線が定まらない今日この頃です」 「新たに質問をした場合お答え頂けるのでしょうか」 「これが取り敢えずアビスパが今出来る事の全てなんじゃないかな」 「少なくとも私はこれで納得しました。ユニも買うと決めました」 特にパワハラ被害者への謝罪や補償に対する回答には、こんな反応が示された。 「なんで回答出来ないのだろうか。ここが今回の件で一番大事な部分ではないか」 一方で新シーズンへ向けたチーム編成で大きな動きがあった。 2020シーズンの加入後から不動のボランチを担い、J2で30試合、2021シーズンのJ1昇格後は1試合を欠場しただけの143試合に出場。2022シーズンまで3年間にわたってキャプテンを務めた、前の町田への完全移籍がこの日に発表された。 北海道コンサドーレ札幌でプロのキャリアをスタートさせた前は、2018シーズンに水戸ホーリーホックへ移籍。出場機会を求めて、カテゴリーをJ1からJ2へ下げた新天地で福岡の長谷部茂利前監督(53)と出会った。