再び賛否?!「答えになっていない」「納得した」アビスパ福岡が一部サポーターからの金明輝監督の就任に対する批判に公式HP上で回答もSNSは荒れる
2019シーズンのオフ。水戸をJ2で7位に躍進させた手腕を見込まれ、福岡監督に就任した長谷部氏の背中を追うように福岡へ移籍。ハードワークと前方への推進力を武器に、指揮官が求めるサッカーを体現してきた前は、長谷部監督の申し子的な存在、と問われたときに否定せず、笑顔を浮かべながらこう答えている。 「周りからはよくそう言われますし、見られ方もそうだと思いますけど、僕自身はどの監督のもとでプレーするにしても、求められるプレーを見せるのが選手だと思っている」 長谷部氏が福岡を退任し、川崎フロンターレの新監督に就任したこのオフ。福岡での仕事を終えたと判断したからか。来年8月には30歳になる新シーズンへ向けて、前は初めて昇格したJ1の舞台で3位と躍進した町田へ新たな戦いを求めた。 福岡の公式HPで、前は感謝の思いを込めたコメントを発表している。 「沢山の応援とサポート、『愛』をありがとうございました。5年間を文字で語ることは僕にはできないですが、このクラブの為に過ごした時間と行動は特別なものとして僕の心に残り続けます。新たな道の中で再度会えることを楽しみにしています」 前の移籍は痛手だが、同時に主軸を担ったGK村上昌謙(32)やDF田代雅也(31)、MF紺野和也(27)らに加えて、前からキャプテンを引き継いだDF奈良竜樹(31)、鳥栖時代に金監督に重用されたMF松岡大起(23)らは契約を更新している。 さらにDF上島拓巳(27、横浜F・マリノス)やMF見木友哉(26、東京ヴェルディ)、MF名古新太郎(28、鹿島アントラーズ)らの新戦力も加わった福岡は、年明け早々の1月6日に福岡市内で、新体制発表会を開催する予定もすでに発表している。