再び賛否?!「答えになっていない」「納得した」アビスパ福岡が一部サポーターからの金明輝監督の就任に対する批判に公式HP上で回答もSNSは荒れる
J1のアビスパ福岡は20日、サガン鳥栖監督時代にパワーハラスメント歴のある金明輝新監督(43)の就任において、サポーターから寄せられた質問への回答をクラブ公式HPで公開した。最大のサポーター団体が猛反発した過程でサポーターが分断されたという意見への受け止めや、パワハラ被害者への謝罪や補償などの対応に加えて、クラブ公式X(旧ツイッター)からフォローを解除された理由を問う質問に、福岡はどのように答えたのか。また不動のボランチ前寛之(29)のFC町田ゼルビア移籍が同日に発表された。 史上最強のSEXYクイーンら4人の“美ボディ”ラウンドガールが世界戦に登場!
サッカー界の注目を集めた金新監督の就任会見から4日。トータルで80分近くにおよんだ質疑応答の要約と、サポーターから寄せられた意見や問い合わせに対する回答が、福岡のクラブ公式HP上で公開された。 今回の一件では、鳥栖の指揮官時代にパワハラ歴のある金氏が新監督の最有力候補として一部スポーツ紙で報じられた11月上旬に、福岡最大のサポーター団体、ウルトラオブリが白紙撤回を求める声明を発表。金氏が過去にはたらいた行為がクラブの基本理念にふさわしくないとして、反論や批判が数多く寄せられる騒動を招いた。 やり直す機会を与えるべきだ、とする意見を含めた容認派との間で、サポーターそのものが分断されたとする意見への、福岡としての受け止めがまず公表された。 内容としては記者会見で言及されたものとほぼ同じだった。 「今回の人事は、いくつかの選考ポイントや選択肢がある中で、クラブの基本理念を軸として、フットボールのさらなる強化、勝利の観点で選考プロセスを踏んで決定いたしました。反対の方々にもご理解をいただけるよう取り組んでまいります」 福岡市内のクラブハウスで13日に行われた記者会見では、鳥栖U-18監督時代に当時の高校生に対してはたらいたものも含めて、パワハラの被害者へ謝罪をしたか否かが金監督に問われた。この場面では、同席した川森敬史会長(59)が「すみません。(今日は)釈明会見ではないので」と質問を遮っている。 サポーターの問い合わせにはこのときのやり取りを踏まえるように、あらためて「Jリーグの調査報告書に記載のある加害行為や、被害者に対しての謝罪や補償に類する対応はしていないのですか。ハラスメント被害者が今回の決定をどのように受け止めると考えますか」などと問うものもあった。 福岡の回答は、川森会長が記者会見で「当時過ちを犯したときに、クラブ(鳥栖)を通じて謝罪をしています」を踏襲するものだった。 「過去の問題については、決して容認できる行為ではございませんが、弊クラブより回答を申し上げることは控えさせていただきます。詳細はJリーグやJFA等で公開されました情報でご確認をいただけますと幸いです」 質問のなかには、驚きを伴うのもあった。クラブ公式Xからフォローを解除されたとする問い合わせは、次のように続けられている。 「それは新監督就任の報道の後、クラブへの不信をつぶやいたことに起因して、これまでの不満を絡めた表現を行った事が理由だと考えています。それがクラブのブランドイメージを損なうという考えだったのでしょうか」