「夢の56分台」青学大・野村昭夢が6区で区間新…「破るのは困難」と言われた館沢亨次さんの大記録破る
第101回箱根駅伝の復路が3日、行われ、山下りの6区で青山学院大の野村昭夢(4年)が56分47秒の区間新記録をマークした。 【グラフ】箱根駅伝の順位、リアルタイムでわかる「動くグラフ」
これまでの記録は2020年に行われた第96回大会で、東海大の館沢(たてざわ)亨次さんが記録した57分17秒。それまでの記録を40秒更新した館沢さんのタイムは長年、「破るのは困難」とも言われてきたが、そのタイムを30秒上回った。
館沢さんは「脚を車輪のように回転させてすーっと走る。ストライドよりもピッチ走法。一歩一歩にあまり体重をかけないほうが、ダメージは少ない」と山下りの極意を語っていたが、野村はその走りをさらに上回った。