【MLB】ドジャースがガイエゴスとマイナー契約 WBCメキシコ代表でもクローザーを務めたメジャー通算311登板のリリーバー
日本時間11月24日、ドジャースはFAとなっていた元カージナルスの右腕ジオバニー・ガイエゴスとマイナー契約を結んだことを発表。メジャー通算311登板の実績を誇る経験豊富なリリーバーだが、来季はマイナー契約から復活を目指すこととなった。 現在33歳のガイエゴスは、2017年にカージナルスでメジャーデビューすると、2019年には66試合に登板して93奪三振、防御率2.31の好成績でチームのブルペンに定着。21年からはセーブ機会も任されるようになると、この年73試合に登板とタフネスさも武器に24ホールド、14セーブをマークした。しかし23年は防御率4.42と調子を落とすと、今季は5月に右肩を痛めたこともあり、わずか21登板で防御率6.53と成績が大幅に悪化。7月にカージナルスをDFAとなると、マイナー契約で入団したツインズでも調子を取り戻すことができなかった。 今季ワールドシリーズ制覇を達成したドジャースだが、ブルペン陣は今季65試合に登板したダニエル・ハドソンと50試合に登板したブレイク・トライネンがFAとなっており穴埋めが必要な状況で、ガイエゴスが復活すれば大きな戦力となるだろう。ガイエゴスは2022年の時点で平均94.3マイル(約152キロ)あった速球の球速が、24年は92.2マイル(約148キロ)に低下しており、これを戻せるかどうかが大きな鍵となりそうだ。